導入加速もサッカービデオ判定に賛否

導入加速も…ビデオ判定に賛否 ジダン監督「現場の混乱を招くだけだと思う」: レアルマドリードのジダン監督 © zakzak 提供 レアルマドリードのジダン監督

 サッカーのビデオ判定が一気に加速しそうだ。

 ドイツの初優勝で幕を閉じたサッカー大陸王者を決めるコンフェデレーションズカップでも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定が数多く行われた。国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は「大会で誤審がなかったのはVARのおかげ」と来年のW杯ロシア大会での導入に前向きだ。

 サッカーでのビデオ判定は、昨年12月に日本で開催されたクラブW杯で解禁。準決勝(アトレティコ・ナシオナル-鹿島)で鹿島DF西がペナルティーエリア内で倒され主審は流したが、VARを経て鹿島はPKを獲得した。

 確かに「誤審撲滅」にはいい流れなのだが、批判的な声もある。

 クラブW杯でもレアルマドリードのジダン監督が「現場の混乱を招くだけだと思う」と否定的だった。コンフェデ杯でもポルトガル代表サントス監督は「誰もこのルールをよく理解できていない」と首をひねった。

 同決勝でチリのDFハラがドイツのFWべルナーに肘打ち。主審はビデオ判定で確認した結果、イエローカードを出したが、ドイツのレーウ監督は「退場にするべきだった」と苦言を呈した。

 選手側がビデオ判定での確認を執拗に迫って試合が止まるシーンも多く、スムーズな運用には課題も。賛否両論が渦巻き、イエローなのかレッドなのかは結局主審の胸三寸だ。

 主要スポーツではビデオ判定が導入されている種目が多いが、サッカーとビデオ判定の相性は、やはりあまりよくないのだろうか。

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