元町職員を汚職で再逮捕3回目 北海道

住民税210万円を着服した業務上横領容疑

 北海道本別町の山林の納税情報漏えいを巡る汚職事件で、北海道警本別署は14日、加重収賄罪などで起訴された元町職員、本寺一彦被告(60)を業務上横領容疑で再逮捕した。逮捕は3回目。

 容疑は、町職員だった2010年10月ごろ~14年8月ごろ、男性町民1人から複数回、徴収した住民税約210万円を着服したとしている。道警は認否を明らかにしていない。

 本寺容疑者は10年4月~15年3月、町の税務担当だった。14年5月に休眠状態の農業法人が所有する山林の固定資産税の滞納状況などを知人の農場作業員、佐藤隆夫被告(66)=贈賄罪などで起訴=に漏らし、見返りに現金650万円を受け取ったとして起訴された。

 本寺容疑者は徴収した住民税約12万円を町に納めていないことが14年12月に発覚し、戒告処分を受けて退職した。今回の容疑はこれとは別で、道警は、着服した現金の使い道や他にも着服がなかったかなどを調べている。

 高橋正夫町長は「誠に遺憾。町民に改めておわびしたい。公金については更に適正な管理を徹底したい」と話した。【真貝恒平、鈴木斉】

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