米選手を虐待、最大175年の禁錮刑
【ニューヨーク國枝すみれ】米中西部ミシガン州の連邦地裁は24日、五輪金メダリストの女子体操選手ら少なくとも156人に性的虐待を加えた米国体操協会元チームドクターのラリー・ナサール被告(54)に対し、最短で40年、最長で175年の禁錮刑の判決を言い渡した。
約30年にわたって同協会に所属し、五輪4大会に同行。治療名目で女子選手に性的虐待を繰り返していたとされる。ロンドン五輪(2012年)の金メダリスト、ジョーディン・ウィーバーさん(22)やロンドン、リオ五輪(16年)の金メダリストのアレクサンドラ・レイズマンさんら(23)も被害を受けた。
法廷では7日間にわたり、156人の証言が読み上げられた。19日に出廷したレイズマンさんはナサール被告をにらみつけ、「ずっと前に牢獄(ろうごく)に入るべきだった」と非難。問題を放置してきた体操協会に対しても「誠意はあるのか」と批判した。
ナサール被告は15年にチームドクターの職を失い、16年に逮捕された。児童ポルノ所持の罪で既に禁錮60年の判決を受けている。24日の判決は7件の性的虐待に対するものだけで今後も量刑が増える見通し。
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