米入国禁止、最高裁が除外認める

 米連邦最高裁は19日、トランプ大統領が出した中東・アフリカのイスラム圏6カ国の国民を一時入国禁止にする大統領令に関し、入国禁止となる適用範囲から祖父母や孫を除外する判断を出した。

 最高裁は6月、米国内に近い親族がいるなど「真正な関係」があれば入国を認めるという条件付きで大統領令を容認。トランプ政権はガイドラインで「近い親族」について、両親▽配偶者▽婚約者▽子ども▽子どもの配偶者▽きょうだいと規定したが、祖父母や孫、おじ、おばなどは含まれていなかった。

 これに対し、ハワイ州の連邦地裁が今月13日に祖父母や孫にも対象を広げて運用するよう命じた。今回の最高裁の判断は、ハワイ州の決定を支持するものだ。一方で、ハワイ州はすべての難民を120日間入国禁止にする大統領令についても同様の除外対象を設けるよう求めていたが、最高裁はこの点は認めなかった。(ワシントン=土佐茂生)

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