滋賀の白票水増し、別の幹部も把握
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滋賀県甲賀(こうか)市で昨年10月に行われた衆院選滋賀4区の開票作業で、白票が不正に水増しされ、その後見つかった未集計の投票用紙が焼却処分された問題で、不正に関与した市総務部長ら3人とは別の総務部幹部が、未集計の投票用紙があることを把握していたことがわかった。
こうした情報は市役所内で共有されず、今月1日に岩永裕貴市長に通報があるまで不正は発覚しなかった。
市選管によると、当日の開票作業では、市内100か所の投票所から、未開封の投票箱を開票所となった甲南情報交流センターの楽屋に運び、開票後、空の投票箱を「レッスン室」に運び込む手順になっていた。
この幹部は、昨年10月22~23日の開票作業に参加。23日午前9時頃からの片づけ作業中、レッスン室で未集計の投票用紙が入った投票箱が見つかったとの連絡を別の職員から受け、投票用紙を他の箱に移し替えたという。その後、投票用紙は別の職員が市役所に運んだが、どう処理されたかは確認しなかったという。
