コインチェック残高確認、1日2回のみ

 仮想通貨取引所大手コインチェック(東京都渋谷区)から時価約580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した事件で、同社が不正アクセスを把握するための残高確認を1日2回しか行っていなかったことが6日、分かった。

 金融庁は残高の異常な減少を監視する仕組みが不十分だったことが、巨額流出の一因になったとみている。

 関係者によると、コインチェックは不正アクセスなどを把握するためNEMの残高を定期的に確認していたが、午前と午後に1回ずつ、1日に計2回しか行っていなかった。残高が大きく減少するなどの異常を即座に検知する体制については、整えていなかった。

 今回の事件では、1月26日午前0時2分から約580億円相当のNEMが流出したが、それを把握したのは同日午前11時25分頃と、11時間以上経過した後だった。

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