ベトナム、北朝鮮の飲食店と企業撤退

 【ハノイ=吉田健一】ベトナム南部ホーチミンで、少なくとも北朝鮮の企業1社とレストラン1軒が昨年末までに相次ぎ撤退していたことが、わかった。

 複数の北朝鮮関係筋が24日、読売新聞に明らかにした。

 ベトナムは北朝鮮の伝統的友好国だが、北朝鮮がベトナム人の女を実行犯として利用したとされる昨年2月のマレーシアでの金正男(キムジョンナム)氏殺害事件以降、北朝鮮の外貨稼ぎビジネスへの締めつけを強めている。

 関係筋によると、撤退した企業は情報技術(IT)関連で、従業員のビザ延長をベトナム当局が認めなかった可能性がある。レストランの閉店は、賃貸契約の更新が認められなかったためという。北朝鮮から派遣されていた店の責任者の男性は平壌に戻り、店員の北朝鮮人女性のうち、有効な就労ビザを持っている複数はハノイの系列店に移った。

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