論文不正、山中所長が給与全額寄付へ

 京都大iPS細胞研究所の論文不正問題で、同研究所の山中伸弥所長が当面の間、自身の給与全額を研究所の基金に寄付する意向を示していることが26日、分かった。

 基金は市民から寄付を募り、研究費などに充てる「iPS細胞研究基金」。不正が見つかった論文の研究には、基金から約230万円が支出されていた。

 同研究所によると、山中所長は寄付の理由について、今回の問題で研究に充てる時間が減り、責任を感じていると話しているという。 (了)

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