平手打ち退場MFに「度重なる狂気」

ローマの主将MFダニエレ・デ・ロッシが26日、ローマ公式チャンネル『ローマTV』のインタビューに応じ、試合中の愚行を謝罪した。

ローマは26日、セリエA第14節においてアウェーでジェノアと対戦。59分、FWステファン・エル・シャーラウィのゴールで先制点を奪った。しかし70分、デ・ロッシがペナルティエリア内で相手FWのジャンルカ・ラパドゥーラに平手打ちを見舞うファウルを犯してPKを献上し、退場処分を受けた。ラパドゥーラがPKを決めたため、ローマは1-1の同点に追いつかれて2ポイントを取りこぼした上、単独3位となるチャンスを逃した。

デ・ロッシは、試合の行方を左右することになった自身のプレーを振り返り、チームメートらに謝罪の言葉を述べた。

「映像で見ると酷いし、僕自身もこのエピソードを残念に思う。気をつけようと自分に言い聞かせていたのだが。チームメート、監督、そしてファンの皆さん、申し訳ない」

一方、ラパドゥーラは『プレミアムスポーツ』のインタビューを受け、デ・ロッシに対して理解を示した。「怒りはない。アドレナリンは時に悪い冗談を見せるものだ。彼とは何の問題もない」と述べ、デ・ロッシとの間にわだかまりは残っていないことを強調した。

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なお『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、2006年ドイツ・ワールドカップにおいてデ・ロッシがアメリカ代表FWブライアン・マクブライドに肘打ちを見舞い、4試合の出場停止を受けたことなどに言及。「度重なる狂気。キャリアにおいてあまりに退場が多すぎる」と綴り、年を重ねた今もラフプレーが続くことに苦言を呈した。

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