露の長距離爆撃機、ISの要塞爆撃
【カイロ=倉茂由美子】シリア国営通信は26日、ロシア軍の長距離爆撃機がイスラム過激派組織「イスラム国」の要塞(ようさい)などを破壊したと報じた。
在英の民間団体「シリア人権監視団」によると、この爆撃で子ども21人を含む市民53人が死亡した。
爆撃があったのはシリア東部デリゾール県の「イスラム国」支配地域。同監視団のラミ・アブドルラフマン代表は27日、本紙に「周辺に『イスラム国』の拠点はあったが、爆撃されたのは一般市民が住む集合住宅だった」と話した。誤爆だった可能性もあるという。
首都ダマスカス郊外にある反体制派支配地の東ゴータでも26日、アサド政権軍による空爆で市民23人が死亡した。ロシア軍はアサド政権を支援している。
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