巨人由伸監督、主力陣へ「鬼」予告

巨人・由伸監督、来季へ“鬼”予告!「主力ものんびりしない方がいい」: 岸川打撃投手の“最終登板”で打席に立った高橋監督。快音を響かせ、若手に手本を示した!? (撮影・谷川直之) © サンケイスポーツ 提供 岸川打撃投手の“最終登板”で打席に立った高橋監督。快音を響かせ、若手に手本を示した!? (撮影・谷川直之)

 巨人は19日、宮崎市のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎での秋季キャンプを打ち上げた。最終日の打撃練習では高橋由伸監督(42)が打席に立ち、今季限りで引退する岸川登俊打撃投手(47)と対戦する演出が行われた。若手に例年以上の練習量を課した指揮官は「主力も、のんびりしない方がいい」と来季の競争主義を予告した。

 現役時代の登場曲、オリジナルスマイル(SMAP)が流れる中、高橋監督が打席に向かった。計10スイング。6スイング目には右中間フェンス際に大飛球を放った。

 「ずっと個人練習を手伝ってもらっていたので。球に力? うん。力を入れていたよ」

 2002年から16年間、打撃投手を務めた岸川氏の引退が決まり「最後の打者を」と頼まれていた。その約束を果たし、息をついた。

 岸川氏とは長年、個人練習のパートナーを務めてもらった間柄。15年オフの監督就任直後には、宮崎秋季キャンプ中に2人きりで現役時代の練習をしたこともあったという。終了後に指揮官と握手した岸川氏は「(監督からは)『ありがとうございました』って。最後の打者が監督で良かった」と目を潤ませた。

 別れと来季への期待が交錯する秋。1日1500スイングを目標に設定するなど、高橋監督は若手に例年以上の練習量を課した。飛躍を期待させたのは小林、岡本だった。「小林は体力の強さがあると感じるところがある。岡本も、へとへとになっていそうでも振れるし、ボールを追いかけられる」。来季2年目の吉川尚にも「楽しみな一人になる」と期待をかけた。

 「全員が横一線とは言わないが、競争かなと思っている。主力のメンバーたちも、のんびりはしない方がいいんじゃないかとは思います」。4位からの巻き返しへ、打ち出すのは競争主義。若手が殻を破り、競争原理が働けば、おのずと覇権奪還も見えてくる。 (長崎右)

キャンプ期間の臨時主将を務め、手締めの音頭をとった巨人・小林「チームの先頭に立ってやることはすごく責任も伴うし、やれてよかった」

Category: ,