株式相場「針山に座っている居心地」
(Bloomberg) -- 米カリフォルニア州教職員退職年金基金(CALSTRS)のクリストファー・エイルマン最高投資責任者(CIO)は、記録的な株高によって意心地がますます悪くなっているのを感じている。
エイルマンCIOは29日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「針山に座っているような意心地だ」と述べた上で、「上昇相場が続きそうなことから投資家は市場にとどまらざるを得ないが、バリュエーションは相当な不安を抱かせる水準にある」と語った。
CALSTRSのエイルマンCIO
米年金基金で2番目に大きいCALSTRSは資産の約55%をグローバル株式で運用。この資産クラスは6月30日までの会計年度で最良のリターンを上げた。基金全体のリターンがプラス約13%だったのに対し、株式はプラス19.6%だった。CALSTRSの年間リターンの目標はプラス7%。
エイルマンCIOによれば、世界の投資家が利回りを追求することによって多くの資産の価格が上昇しているため、株式の代替投資先を見つけるのは難しい。世界の大半の国で経済が回復しているため、強気相場はさらに2年続く可能性があるとみている。
同CIOは「われわれは利益を確定する」と述べるとともに、「荒波を警戒してやや防備を固めるが、しばらくの間この波に乗っていく」とも語った。
原題:Stocks Are Like ‘Sitting on a Pin Cushion,’ Calstrs CIO Says(抜粋)
: 東京 関根裕之 hsekine@bloomberg.net.
翻訳記事に関するエディターへの問い合わせ先 松田英明 hmatsuda18@bloomberg.net.
記事に関する記者への問い合わせ先: ロサンゼルス John Gittelsohn johngitt@bloomberg.net, ニューヨーク Erik Schatzker eschatzker@bloomberg.net.
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Margaret Collins mcollins45@bloomberg.net, Josh Friedman、 Heather Perlberg
©2017 Bloomberg L.P.
