米大統領、中国釈放の学生父に不満

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は19日、中国で万引きの疑いで逮捕された米大学生3人の帰国を実現させたにもかかわらず、うち1人の父親に感謝の気持ちが足りないと不満をあらわにし、ツイッターに「刑務所に残しておくべきだった」と投稿した。

 3人はいずれもカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)のバスケットボール選手で、浙江省で万引きの疑いで今月逮捕された。ホワイトハウスによれば、トランプ氏が習近平国家主席に働き掛け、3人は数日後に釈放された。

 大学生は帰国後に記者会見を開いて謝罪し、トランプ氏に対して感謝の言葉を述べた。だが、うち1人の父親はトランプ氏がどこまで尽力したのかと疑問を呈していた。

 トランプ氏は「中国では万引きは重罪で、禁錮5~10年の刑だ。だが、(その父親は)私が息子のためにした行為に感謝していない。とても恩知らずだ」と不満をぶちまけた。

 民主党のアダム・シフ下院議員は「大きな任務に就いている人間がどうしてそこまで器が小さくなれるのか」とツイッターで大統領を批判した。 

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