メキシコ地震、地域で支援の格差鮮明

【メキシコ市=田口直樹】メキシコの首都メキシコ市近郊で起きたマグニチュード(M)7・1の地震で、政府機関は24日、死者が318人に達したと発表した。

自宅の下敷きになった状況を振り返るハイメ・ペレスさん(23日、メキシコ市で)=田口直樹撮影 © 読売新聞 自宅の下敷きになった状況を振り返るハイメ・ペレスさん(23日、メキシコ市で)=田口直樹撮影

同市の中心部では物資の配給やがれきの除去が軌道に乗り始めたが、市南部の地区では避難所の整備や水道の復旧が進まず、支援状況の格差が鮮明になっている。

メキシコ市中心部から車で約1時間半のサン・グレゴリオ・アトラプルコ地区。多くの家屋が倒壊して路上にがれきが散乱し、地域のシンボルだった教会の鐘楼も崩壊していた。現地の支援団体によると、約800軒の建物が倒壊・損壊し、5人が死亡したという。

「揺れたはずみで転んだ直後、天井が崩れ落ちてきた」。ハイメ・ペレスさん(72)は全壊した自宅の前で声を震わせた。妻とともにがれきの下敷きになったが、地元住民らに助け出されたという。

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