米が新たな入国禁止令、北朝鮮追加

【AFP=時事】米政府は24日、新たな入国禁止令を発表し、対象国に新たに北朝鮮、ベネズエラ、チャドを加えた。安全上の問題のほか、米当局との協力の欠如を理由としている。

 これまで入国制限措置の対象となっていたイスラム圏6か国のうち、スーダンは除外された。新たな入国禁止令の対象となったのは計8か国で、米国への渡航が全面的に阻止されるか、制限される。

米ニューヨークで行われた、米政府による入国制限令に抗議するデモ(2017年6月29日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News © AFPBB News 提供 米ニューヨークで行われた、米政府による入国制限令に抗議するデモ(2017年6月29日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

 入国が全面的に阻止されるのは北朝鮮とチャドの国籍を持つ人。ベネズエラは多数の政府機関の職員とその家族のみが対象となっている。

 新たな入国禁止令の対象国は他に、イラン、リビア、シリア、ソマリア、イエメンの5か国。

【翻訳編集】AFPBB News

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