中国の土砂崩れ、近くの炭鉱が原因か
28日午前11時ごろ、中国貴州省納雍(ナーヨン)県の山間部で大規模な土砂崩れが発生した。国営新華社通信によると、住宅34棟が土砂に埋もれ、これまでに6人が救出されたが2人が死亡、25人が行方不明となっている。地元消防などが救助活動を続けている。
現場は貴州省の省都・貴陽市から西へ150キロの山間部。インターネット上に投稿された動画からは、山が頂上付近から一気に崩れて土砂がふもとの集落にまで押し寄せ、民家が押しつぶされた様子がうかがえる。
原因は調査中だが、現場から数百メートルの地点に炭鉱があり、採掘が続いていたという。中国版ツイッター「微博」の中国青年報公式アカウントは、「ここ2~3カ月、落石が相次いだため政府に対応を求めていた」とする地元住民の話を伝えた。また、現場付近は23日から3日間ほど、激しい雨が降り続いていたという。
現場から約10キロ離れた飲食店従業員は、朝日新聞の取材に「現場には近寄れず状況は分からないが、地元政府幹部が次々と庁舎から飛び出して行き、大事故が起きたことが分かった」と話した。(上海=冨名腰隆)
Category: News, World News
