「かばん盗難」と嘘で電車止めた疑い

 地下鉄駅構内で非常停止ボタンを押してうその盗難被害を申告し、運行を遅延させるなどしたとして、警視庁丸の内署は30日までに、偽計業務妨害容疑で、埼玉県和光市新倉、無職清水春輝容疑者(27)を逮捕した。「かばんを盗まれたのは事実」などと容疑を否認しているという。  2016年1月以降、東京都内を中心にJRや私鉄各線で清水容疑者による同じような被害申告が約20件あり、同庁はいずれも虚偽だった可能性があるとみて調べている。  逮捕容疑は今年6月24日午後3時20分ごろ、東京メトロ日比谷線日比谷駅で非常停止ボタンを押し、「網棚に置いたバッグを外国人に持って行かれた」などと駅員らにうその被害を申告して、列車を約5分間緊急停止させたり、駅内の忘れ物の確認作業をさせたりした疑い。  同署によると、清水容疑者はその後、自ら110番して被害を申告。言動を不審に思った署員が防犯カメラを確認したところ、乗車時点でかばんを持っていなかった。 (了)

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