花火大会、客のスマホ電波で混雑予測
© 読売新聞
29日に行われる隅田川花火大会(東京都台東区、墨田区)の警備で、警視庁は、観客らのスマートフォンの電波から、混雑を予測する「歩行者移動時間推定システム」を試験導入する。
効果を検証し、2020年東京五輪・パラリンピックでの実用化を検討する。
同システムは、花火会場で一定間隔に配置された機動隊員にスマホを持たせ、観客らのスマホが公衆無線LAN「Wi―Fi」のスポットを探す電波を取得。別の地点を通過する際にも再取得し、移動にかかった時間から混雑状況を推定する。取得するのは電波だけで、個人の特定はできないという。
情報は警備本部で集約し、混雑が予想される場所に機動隊員を重点的に配置し、雑踏による転倒事故などを防ぐ。隅田川花火には毎年、90万人超の人出がある。
