住友化学、ヒアリ薬を日本にも供給
住友化学は20日、強い毒を持つ特定外来生物の「ヒアリ」が日本各地で見つかっていることを受け、米国で販売しているヒアリ対策剤を国や地方自治体などに提供すると発表した。「関係機関によるヒアリの侵入、定着阻止の取り組みに役立てたい」と話している。
住友化学の米子会社は、米国内でヒアリ対策剤「Esteem(エスティーム)」を販売。米環境保護庁が防疫薬として登録している製品で、ヒアリが食べると女王アリの産卵や幼虫の成虫化を抑制する効果がある。この対策剤を使用した国では、「3~4週間で巣が衰退し、8週間後にはヒアリが駆除され、防除に役立つことが確認されている」という。
エスティームは、ヒアリの問題が起きたオーストラリアやニュージーランド、台湾で使用された実績がある。
