イチロー、オリックス復帰の可能性は

 【シアトル(米ワシントン州)3日(日本時間4日)】マーリンズは球団側に選択権があったイチロー外野手(44)と来季契約を更新しないと発表した。フリーエージェント(FA)となり、日本を含めた全球団との交渉が可能となる。外野手が手薄な古巣のマリナーズが、移籍先の候補に浮上。日本球界復帰を希望した場合は、日本の古巣オリックスがラブコールを送る。

 オリックスはイチローが日本球界復帰を決断した場合、獲得に動く方針を固めている。長村球団本部長は「メジャーで50歳現役を目指している選手に、こちらから『帰ってきてほしい』とは言えない。でも、彼が日本で野球をすることを考えるのであれば、うちはいつでも(獲得に)いく」と明言。今夏、渉外担当らが来季への外国人調査で渡米していた間にはレジェンドを視察済みだ。毎オフ、西名球団社長がラブコールを送り、背番号「51」も空き番のまま。古巣は今後の動向を見守っていく。

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