神戸製鋼所、川崎社長が引責辞任へ

川崎博也氏 © 時事通信社 川崎博也氏

 神戸製鋼所は6日、アルミ・銅製品などの品質データ改ざん問題の責任を取り、川崎博也会長兼社長(63)が辞任する方針を固めた。アルミ・銅事業部門長の金子明副社長(63)も退任する。川崎氏は同日午後3時半に東京都内で記者会見を開き、原因や再発防止策を盛り込んだ最終報告書を公表するとともに、経営陣の刷新を表明する見通しだ。

 神鋼は5日の取締役会で、弁護士で構成する外部調査委員会がまとめた調査結果を受け取り、経営陣の責任についても議論した。川崎社長以外の経営幹部の処分も併せて発表する見通し。 

Category: ,