シリアの古代神殿、トルコ空爆で粉々
© AFPBB News 提供 シリア北部アフリン近郊で、トルコ軍の空爆により損壊したとされるアインダラ神殿の被害状況(2018年1月29日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News
【AFP=時事】シリア北部のアインダラ(Ain Dara)神殿に建てられたライオン像の数々は、3000年間にわたり鉄器時代の証しとしてそびえ立ってきた。だが周辺地域がトルコ軍の空爆に見舞われる今、足元以外に残る部分はほぼない。
シリア当局と地元クルド勢力は、同神殿がシリア北西部アフリン(Afrin)に対するトルコ軍の攻撃によって破壊されたと主張している。トルコ軍は約2週間前から、同国と国境を接するアフリンを支配する民兵組織「クルド人民防衛部隊(YPG)」に対する軍事作戦を進めている。
丘の上にそびえるアインダラ神殿は、ヒッタイト新王国が栄えた紀元前1300年から紀元前700年ごろにかけて建造され、アフリン地域にある村にちなみ名づけられた。シリアの文化財保護当局は「アラム人が紀元前1千年紀にシリアで建造した中で最も重要な遺跡の一つ」だと説明している。
だがアインダラでは今月26日、トルコ軍が空爆を実施。アフリンの文化財保護当局者によると、神殿の4~5割が破壊された。被害を免れたのは神殿の後部のみで、アフリンの緑の丘を見下ろすライオン像1体も難を逃れた。
【翻訳編集】AFPBB News
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