サントリーHD ワイン3%程度値上げ

サントリー本社=本社ヘリから宮間俊樹撮影 © 毎日新聞 サントリー本社=本社ヘリから宮間俊樹撮影

 サントリーホールディングス(HD)は来年4月1日出荷分から、一部の輸入・国産ワインを3%程度値上げする。原材料費や仕入れ価格が高騰しているため。

 チリ産の輸入ワイン「サンタ バイ サンタ カロリーナ」6品目と、国産ワイン「デリカメゾン」5品目、「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」9品目が値上げ対象。原料のブドウは世界的な生産減少で価格が高騰。輸入ワインはワイナリーの蔵出し価格が上昇し、輸入ブドウで生産する国産ワインも原材料費が上がった。

 既にアサヒビールとサッポロビールも来年4月からのワインの値上げを決めている。一方、キリンHD傘下のメルシャンは「原材料価格高騰の状況は同じだが、推移を見守っている」という。【今村茜】

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