「白鵬部屋みたい」元後援会長が苦言

「白鵬部屋みたいな感じになった」 宮城野部屋元後援会長が苦言 © サンケイスポーツ 提供 白鵬

 大相撲の横綱白鵬(32)が所属する宮城野部屋の元後援会会長の服部眞司氏が22日、フジテレビ系「バイキング」(月〜金曜前11・55)にVTR出演。元横綱日馬富士(33)の暴行事件で、現場に同席して減給処分を受けた白鵬について言及した。

 相撲協会の八角理事長(54)=元横綱北勝海=は20日、白鵬の処分内容について「白鵬は第一人者でありながら、目の前で起きた同じ横綱の暴力を防げず、大相撲の信用失墜を招いた。その責任は軽くない。鶴竜も同じで、再発防止の観点から処分を行った」と説明した。

 服部氏はこの発言について、「『責任は軽くない』といっていたけど、重たいですよ」と強調。また厳重注意の進言を決議した横綱審議委員会(横審)には「取り巻いている組織全体がみんなヨイショなのよ。だから余計に悪くしちゃったんじゃないか。白鵬はそんなお相撲さんじゃなかった」と批判した。

 また白鵬と宮城野親方(元幕内竹葉山、60)との師弟関係は「白鵬からしたら大恩人だけど、白鵬のおかげでお金が入るようになったから(宮城野親方は)何も文句をいえなくなった。白鵬部屋みたいな感じになったから、私は部屋に出入りしないようになった」と残念がった。

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