ブーム社、超音速旅客機XB-1を受注

ブーム・スーパーソニックはBoom XB-1が76機を受注したと発表。 © Boom ブーム・スーパーソニックはBoom XB-1が76機を受注したと発表。

  • 超音速旅客機が復活しそうだ。
  • ブーム・スーパーソニック(Boom Supersonic)は、超音速旅客機Boom XB-1が76機を受注したと語った。
  • 具体的な金額および超音速飛行の妨げとなる規制への対応については明らかにしていない。

超音速旅客機コンコルドが2003年に退役して以来、超音速旅客機の復活を示唆する話は何度かあった。

だが、ようやく現実となりそうだ。The Market Mogulは、ブーム・スーパーソニックのBoom XB-1が76機を受注したと伝えた。XB-1の乗客数は55人、コンコルドよりも静音性を高めている。同社はまた航空会社20社と交渉中と述べた。

同社は2018年末までにBoom XB-1の小型バージョンを使ったテストを行い、2025年までに運行開始を目指す。最高速度は2715キロを超え、ロンドン・ニューヨーク間を約3時間15分で結ぶことができる。

だが、まだ不明確なこともある。超音速飛行はアメリカ上空では違法、国際便の運行には制限が生まれる。また搭乗料金は数千ドルになると見られており、多くの旅行客にとって、すぐに手の届くものにはならない。Boom XB-1がこうした問題を解決できるのかどうかは今のところ不明だ。

世界初の超音速旅客機コンコルドは1969年に初飛行。飛行時間は半分になったが、衝撃波「ソニック・ブーム」が飛行経路の下で暮らす住民たちを悩ませ議論を引き起こした。

2000年7月、エール・フランスのコンコルドが離陸直後に事故を起こし、113人が死亡。この事故によって超音速旅客機の需要は減少し、コンコルドは2003年に退役した。

[原文:Supersonic commercial flights may return soon]

(翻訳:まいるす・ゑびす/編集:増田隆幸) 

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