日経平均3ケタ下落 独連立協議が決裂

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 20日前場の日経平均株価は前週末比125円45銭安の2万2271円35銭と3営業日ぶりに反落。朝方は、前週末の米国株安や円高・ドル安を受け、利益確定売りが先行した。その後、円伸び悩みもあって株価指数先物買いを交えて持ち直し、上げに転じる場面もあったが、買いは続かず利益確定売りに再び軟化。一時2万2245円93銭(前週末比150円87銭安)まで下押す場面があった。売り一巡後の戻りは鈍く前引けにかけて安値圏で推移した。

 東証1部の出来高は7億3170万株、売買代金は1兆1756億円。騰落銘柄数は値上がり1171銘柄、値下がり780銘柄、変わらず85銘柄。

 市場からは「外部環境がパッとせず、地合いはよろしくない。ドイツのメルケル首相が進めていた連立協議が決裂し、売り仕掛けに動いた可能性もある。ただ、前週で値幅調整は一巡したとみている。ドイツの政治リスクや、米税制改革法案、米債務上限引き上げ問題などがはっきりするまでは日柄調整になるのでないか」(銀行系証券)との声が聞かれた。

 業種別では、MS&AD、T&DHDなどの保険株や、大和証G、野村などの証券商品先物が売られた。三菱UFJ、三井住友などの銀行株も安い。郵船、商船三井などの海運株も軟調。

 半面、マルハニチロ、サカタのタネなどの水産農林株や、ニトリHD、ネクステージなどの小売株が堅調。王子HDなどのパルプ紙株も引き締まった。

 個別では、TBASE、セラク、Wスコープ、ぴあなどの下げが目立った。

 半面、フィックスターズがストップ高となり、TAC、T&Gニーズ、OATアグリ、アミューズなどの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、23業種が下落した。

提供:モーニングスター社

(イメージ写真提供:123RF)

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