香港、中国本土の国歌法適用を検討

 【台北・福岡静哉】香港の林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官が11日、記者会見した。香港メディアによると、林鄭氏は中国本土で今月1日に施行された「国歌法」にふれ「香港を愛する人はみな、香港を正しい方向に前進させる責任がある」と述べ、同法の香港適用を検討する考えを示した。

 香港では1国2制度に基づく「高度な自治」が保障され、適用には立法措置が必要。香港では中国国歌への反発も根強く、今後、議論が過熱する可能性もある。

 これに先立ち林鄭氏は立法会(議会)で7月の就任後初の施政報告(施政方針演説)を行い「国家主権や安全、発展の利益に反するいかなる行為に対しても『ノー』と言うべきだ」と強調。反中派などの間でくすぶる独立の主張をけん制した。

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