母「許さない」高3女子強殺、控訴審

 東京都江戸川区で2015年11月、都立高校3年岩瀬加奈さん(当時17歳)を殺害して現金を奪うなどしたとして強盗殺人罪などに問われ、1審・東京地裁の裁判員裁判で求刑通り無期懲役の判決を言い渡された元コンビニ店従業員・青木正裕被告(31)の控訴審第1回公判が25日、東京高裁(栃木力裁判長)であった。

 弁護側は刑が重いとして有期刑の適用を主張。検察側は控訴棄却を求め、即日結審した。判決は12月1日。

 1審に続き、被害者参加制度を使って出廷した母の裕見子さん(49)は「償いは求めていない。加奈の命を奪った被告を死ぬまで許すことはできない」と声を震わせながら、意見陳述した。

 1審判決によると、青木被告は乱暴目的で岩瀬さんを自宅アパートに誘い込み、首を絞めるなどして殺害。乱暴は未遂だったが、現金約7500円などを奪った。刑事訴訟法上、性犯罪などの被害者名は秘匿できるが、今回は遺族が1審から実名での審理を選択している。

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