「来年は20本」大田泰示10年目の誓い

5月3日のロッテ戦でサヨナラ適時打を放ち、ファンの声援に応える大田 © スポーツ報知/報知新聞社 5月3日のロッテ戦でサヨナラ適時打を放ち、ファンの声援に応える大田

 日本ハムの大田泰示外野手(27)が10日、プロ10年目となる来シーズンに向けて、誓いを打ち立てた。巨人からトレードで加入した今季は9年目で初めて規定打席に到達するなど、自己最多118試合に出場し、打率2割5分8厘、キャリアハイを更新する15本塁打、46打点をマークした。来季はさらなる活躍が期待されるが、「こういう形でしっかりと数字で表れたことは必ず来年に生きる。来年は20本打てるように」と力を込めた。

 そのためにも、開幕からレギュラーとして戦い抜く決意を早くも示した。今季は3月4日の巨人とのオープン戦(札幌D)に代打で出場した際、治りかけていた左脇腹の痛みを再発させ、開幕2軍スタート。1軍復帰は4月23日の西武戦(メットライフ)だった。それだけに「来年は必ず全試合に出られるように、しっかり準備したい」。開幕前に味わった悔しさを教訓とし、オフ期間はしっかりと体作りをしていくつもりだ。

 チームは9日で最終戦を終え、この日は休養日。昨季は日本一に輝いたが、今季は開幕から出遅れ、借金23の5位に沈んだ。それでも2年連続で主催試合での観客動員が200万人を突破するなど、ファンはいつも熱い声援を送ってくれた。「僕が初めてヒーローインタビューに上がった時(5月3日、対ロッテ=札幌D、1―1の9回無死満塁、中前にプロ9年目で初のサヨナラ適時打)の『来てくれてありがとう』という言葉は、今でも耳に残っている。そういう言葉があったから1年間頑張れた」と感謝する。

 だからこそ、覇権奪回への思いは強い。「(このオフで)とにかく自分を成長させなければいけない」。新天地1年目で積んだ経験を、飛躍の2年目につなげていく。(後藤 亮太)

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