吉本興業、大阪駅前に新しい拠点
© 産経新聞 提供 「よしもと西梅田劇場」よしもと西梅田劇場オープン記念式典に登場した(左から)上方よしお、西川のりお、中田ボタン、中田カウス、吉本興業吉野伊佐男会長、吉本興業大崎洋社長、桂文枝、西川きよし、Wヤング、佐藤、Wヤング平川=25日午前、大阪市北区(水島啓輔撮影)
吉本興業がJR大阪駅前の「西梅田スクエア」(大阪市北区、旧大阪中央郵便局跡)に建設した「よしもと西梅田劇場」が25日オープンし、桂文枝さん(74)や西川きよしさん(71)らが出席し記念式典が行われた。
基幹劇場の「なんばグランド花月」(同市中央区、NGK)が改装のため12月20日まで休館。その代替施設の役割を果たす。NGKリニューアル後も運営は続けるという。
式典では、同社の吉野伊佐男会長が「近年注目度の高い大阪の新しい名所として笑いをお届けしたい」とあいさつ。中田カウスさん(68)、ボタンさん(69)も「僕らも頑張って、この劇場を広く知ってもらえるようにしたい」と話した。
新劇場は建築面積1527・45平方メートルのテント形で、席数は700。吉本新喜劇や漫才などを平日は1日2回、土日祝日は3回上演する。
テープカットの後、西川さんは「たくさんのお客さまにお越しいただきたい」と来場を呼び掛け、文枝さんと声をそろえて「西梅田劇場へいらっしゃーい」とPRした。