シグマ光機急騰、ノーベル関連で物色

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シグマ光機が急騰、一時107円高の1533円まで買われている。ノーベル賞(生理学・医学賞10月2日、物理学賞3日、化学賞4日)の発表が近付いてきたが、今年は重力波の直接観測が発見から最速でノーベル賞を授与されるのではないかと目されており、関連銘柄として物色されているようだ。

 重力波は重力によって生じた時空のゆがみが波のように伝わっていく現象を指す。重力波の直接観測は「アインシュタインからの最後の宿題」とも言われ日米欧の研究チームが発見競争を繰り広げていたが昨年2月、米大学などの国際研究チームがついに重力波を観測したと発表。発見は光や電磁波の影響を受けずにブラックホールやビックバンのなぞ解明に向けた観測を行うことができるため、期待が高まっている。

 日本人では有力な受賞者候補はいないとされるが、重力波関連の受賞となれば関連銘柄が注目を集める可能性は高い。特に日本では岐阜県飛騨市の地下に大型低温重力波望遠鏡「かぐら(KAGRA)」を建設中。同計画にはシグマ光機が関わっており、思惑から買い物を集めた可能性が高い。

 なお、KAGRAには鹿島建設、東芝(監理)、興研、MESCO、富士通、住友重機械工業、JSP、三菱電機なども関わっている。 

(イメージ写真提供:123RF)

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