なた襲撃の男、逮捕時に包丁も所持

 高松市三名町の民家で親子4人が隣家の男になたで切られるなどして重軽傷を負った事件で、現行犯逮捕された契約社員、山口寛容疑者(63)が逮捕時、なたと共に包丁も所持していたことが25日、香川県警への取材で分かった。事前に複数の凶器を準備し、頭部などに切り付けており、県警は計画性と共に強い殺意を抱いていたとみて動機などを調べている。県警は25日、容疑を殺人未遂と住居侵入に切り替えて高松地検に送検した。

 山口容疑者の逮捕容疑は、24日未明、6人暮らしの会社員の男性(34)宅に侵入し、男性と妻(33)、長男(12)、次男(11)に切り付け、妻と次男には頭に全治2カ月の重傷を負わせたとされる。

 捜査関係者によると、被害者は頭部骨折などなたによるけがをしていた他、包丁で付いたらしい傷も負っていた。男性宅の玄関と窓は無施錠だった。

 山口容疑者は駆け付けた警察官に強盗傷害容疑で現行犯逮捕されたが、「盗みに入ったのではない」と供述。被害者宅を物色した跡はなかった。山口容疑者は昨年、男性とのトラブルを訴えて県警高松南署に計2回相談しており、県警は事件の経緯などを捜査している。【山口桂子、潟見雄大】

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