どケチ教設立、大阪の元名物会長死去

元大阪マルビル会長・吉本晴彦氏死去 名物になった〝回る電光ニュース〟、「大日本ドケチ教」設立: 大阪マルビル元会長の吉本晴彦氏 © 産経新聞 提供 大阪マルビル元会長の吉本晴彦氏

 JR大阪駅前の円筒形の高層ビル「大阪マルビル」(大阪市北区)の運営会社の元会長、吉本晴彦(よしもと・はるひこ)氏が、5月30日、老衰のため死去していたことが15日、分かった。93歳。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻、初子(はつこ)さん。

 大阪マルビルは吉本氏所有の土地に、昭和51(1976)年に開業。高さ約120メートルの建物の最上部に、全国初のリング式電光表示盤によるニュース速報を掲示し、「電光ニュースのマルビル」として名物となった。

 吉本氏は同62年に、運営会社を買収し子会社化。しかし、過大な建設費が経営を圧迫し、バブル経済の崩壊を経て、平成16(2004)年に産業再生機構の支援を受けて大和ハウス工業の子会社となった。

 昭和48年には「もったいない」を信条とする「大日本どケチ教」を設立。「ケチとシブチンは違う。ケチは無駄な金を出さず、出すべきときにはスパッと出す」が持論だった。

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