安保理、ミサイル非難声明を採択
【ニューヨーク=橋本潤也】国連安全保障理事会は29日夜(日本時間30日午前)、緊急の公開会合を開き、日本列島の上空を通過した北朝鮮の弾道ミサイル発射を強く非難し、こうした挑発行動を即時に停止するよう求める議長声明を全会一致で採択した。
安保理で北朝鮮を非難する議長声明が採択されたのは、2012年4月に北朝鮮が「人工衛星」と称して、弾道ミサイルを発射して以来、4度目。議長声明は、決議のような拘束力はないが、決議に次ぐ重みを持ち、安保理の公式な立場を表す。全理事国の賛成が前提で、報道機関向けの声明より重みがあるとされる。
議長声明では、北朝鮮に対し、「日本の上空を飛んだ弾道ミサイルを発射した北朝鮮を強く非難する」とした上で、ミサイル発射などの「非道な行動」の即時停止を要求。朝鮮半島の緊張緩和のため、速やかに具体的な行動を起こすよう強調した。北朝鮮に過去の安保理決議の順守を求めたほか、加盟国にも決議の厳格で完全な履行を求めた。
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