JR西日本「D51」が新客車で試運転

今秋デビュー予定のレトロ調新客車をけん引して新山口駅に到着するD51=山口市小郡下郷で2017年7月24日、祝部幹雄撮影 © 毎日新聞 今秋デビュー予定のレトロ調新客車をけん引して新山口駅に到着するD51=山口市小郡下郷で2017年7月24日、祝部幹雄撮影

 JR西日本は24日、山口線で44年ぶりに復活運転させるD51型蒸気機関車(SL)200号機を、山口市のJR新山口駅で報道関係者に公開した。新山口-津和野(島根県津和野町)間で同日、昭和初期の車両を再現した観光列車「SLやまぐち号」の新客車を引いた初の試運転もこなし、今秋の再デビューに向けた準備が着々と進んでいる。

 D51は、現在やまぐち号で主に使用されているC57型に比べ最高速度は遅いが粘り強いけん引力を持ち、山間部の路線に向いている。試運転した井上久利運転士(36)は「急な上り坂も楽だった。運転が始まったら、C57型との車輪の大きさや音の違いにも注目してほしい」と話していた。報道公開では、D51とC57が並ぶそばの高架を新幹線が通り過ぎる場面もあった。

 新山口駅には、ツイッターで試運転情報を知り駆け付けたファンの姿も。山口県立防府高3年、小笠原毅了(たけあき)さん(18)は「D51型は大きくて迫力がある。運転日が決まったら、徳佐駅近くの撮影ポイントまで出かけたい」と話していた。【祝部幹雄】

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