アスクル火災、子会社を書類送検へ

 埼玉県三芳町の事務用品通販会社「アスクル」の物流倉庫で2月に起きた火災で、無許可で基準を超える量の危険物を倉庫に保管していたとして、県警が倉庫を管理する子会社「アスクル ロジスト」(東京都江東区)と同社関係者を消防法違反容疑で、28日にも書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、消毒液などに使われるエタノールなど可燃性のある危険物を無許可で多数保管し、保管量も消防法で定める基準を上回っていた疑いがあるという。県警は4月、同法違反容疑で同社と江東区のアスクル本社を家宅捜索していた。

長く続いた火災が鎮圧されたアスクル倉庫=埼玉県三芳町で2017年2月22日午後1時32分、小出洋平撮影 © 毎日新聞 長く続いた火災が鎮圧されたアスクル倉庫=埼玉県三芳町で2017年2月22日午後1時32分、小出洋平撮影

 火災は2月16日に発生し、スプレー缶が破裂するなどして消火活動が難航。延べ床面積約7万2000平方メートルのうち約4万5000平方メートルが焼け、12日後の同28日に鎮火した。

 出火場所は倉庫1階の段ボール置き場で、作業中のフォークリフトのエンジン付近が熱を持ち、段ボールに火が付いたとみられる。県警は業務上失火容疑でも捜査していたが、火災発生を予見できなかったとして立件を見送る方針。【遠藤大志、中川友希】

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