92歳の豊田章一郎氏「発明の日」登壇
名古屋市で28日、「愛知の発明の日」記念講演会が開かれ、トヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長(92)が登壇した。豊田氏は、電気自動車(EV)や自動運転など業界環境の変化を踏まえ、「変化の潮流を的確に捉え、未来を切り開く覚悟が大切。トヨタグループ各社も、危機意識をしっかり共有して取り組んでほしい」と呼びかけた。
章一郎氏はグループの歴史とともに、自動織機の発明で知られる祖父の佐吉や、自動車に挑んだ父の喜一郎の言葉を紹介した。約450人の聴衆を前に「激動期を生き抜く『研究と創造』の力が、今まさに問われている」と、ものづくりへの挑戦を訴えた。
今年は佐吉の誕生から150年。佐吉が日本初の動力織機の特許を取った8月1日は「愛知の発明の日」と定められていることもあり、愛知県などが講演会を企画した。
