MSCI新興国株指数、中国株組み入れへ

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 株価指数の開発・算出を手掛ける米MSCIは20日、新興国株指数(.MSCIEF)の見直し結果を発表し、中国本土上場の人民元建て株式(A株)を組み入れることを明らかにした。

一方、アルゼンチンについては新興国株指数への組み入れを見送るとしたほか、サウジアラビアの組み入れは今後検討するとした。ナイジェリアはフロンティア指数に残る。

アナリストによると、中国株の指数組み入れにより、中国本土株に資産管理会社や年金、保険会社から今後10年間で4000億ドル以上の資金流入が見込まれるという。

MSCIは声明で「今回の決定においては、主に株式相互取引と、グローバル市場での指数連動型金融商品の立ち上げを制限していた事前承認制度の中国証券取引所による緩和が、MSCIが助言を求めた国際的な機関投資家に支持された」と発表した。

MSCI新興国株指数、中国株組み入れへ © REUTERS MSCI新興国株指数、中国株組み入れへ

香港にあるT・ロウ・プライスのアジア株ポートフォリオ・スペシャリスト、ニック・ビークロフト氏は「地域やグローバルな指数構成に対する最初のインパクトは非常に穏やかなものになるだろう」と指摘。「しかし、長期的にみて、中国本土株式市場のさらなる自由化や規制改革があると仮定すれば、中国株は相当程度の指数ウエートを得ることになるだろう」との見方を示した。

*内容を追加しました。

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