駅火災焼け跡から男性遺体 住民か
4日に神戸電鉄三木駅(兵庫県三木市末広1)の下り駅舎と民家計3棟が全焼した火災で、5日午後、火元となった同駅南側の民家の焼け跡から1人の遺体が見つかった。三木署は、連絡が取れなくなっている住民男性(68)とみて調べている。
同署や同市消防本部によると、遺体は火元の民家敷地で見つかった。4日夕の出火当初、この民家1階の窓から炎が出ていたといい、次第に2階や、北隣の三木駅舎の屋根、南隣の民家に燃え移ったとみられる。
運転を見合わせていた同電鉄粟生線の志染(三木市)-粟生(小野市)間は5日始発から上下線とも運転を再開した。下りホームが使えないため、上下線とも上りホームを使用。朝夕の本数は通常の約半数に減らし、JR粟生-神戸駅の振り替え輸送も行っている。
同社によると、正常ダイヤに戻る見通しは立っていない。6日以降に、閉鎖中の下りホームの通路確保や券売機、改札の設置を進めるが、復旧には少なくとも数日を要するという。普段は無人駅だが、復旧までは職員数人が改札付近で待機し、利用客を案内する。
三木駅は1938(昭和13)年築の木造平屋で、1日平均約1800人が利用する。
火災は4日午後6時ごろ、下り駅舎の南隣の民家から発生。行方不明の住民男性の妻(62)は外出中で、延焼した南隣の民家で1人暮らしの80代女性も避難して無事だった。
5日は朝から兵庫県警と市消防本部が実況見分を実施した。
