負けパターンで連敗「本当にひどい」

鶴竜「きのうときょうと本当にひどい」 引いてしまう負けパターンで連敗/初場所: 遠藤に敗れ、支度部屋で黙り込む鶴竜=両国国技館(撮影・蔵賢斗) © サンケイスポーツ 提供 遠藤に敗れ、支度部屋で黙り込む鶴竜=両国国技館(撮影・蔵賢斗)

 大相撲初場所12日目(25日、両国国技館)横綱鶴竜(32)が平幕遠藤(27)に押し出され連敗を喫した。10日目まで全勝街道を突っ走っていた姿は、どこへいったのか。2日連続の引いてしまう負けパターンで、「どこかで勝とうとしている。きのうときょうと本当にひどい。同じ負け方だし」と自虐的に話すしかなかった。

 4場所連続休場明けで成績次第では進退問題が浮上した可能性もあった今場所。白鵬(32)と稀勢の里(31)が相次いで休場して一人横綱となり、その重責を背負い込んだ。「2日連続でこういう相撲を取るというのは、切り替えができていない」と迷いを吐露。1敗で並んでいた平幕栃ノ心(30)が土俵下で見守る前で失態を犯し、「こんな相撲じゃだめ。とにかく一番一番、集中して乗り越える」と逆転優勝を誓った。

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