清宮、キャンプ初日からいきなり試練
日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が、キャンプ初日を一部別メニューでスタートすることが1月30日(日本時間31日)、濃厚となった。米国スコッツデールでのこの日の合同自主トレは、痛めた右手親指の状態を考慮し、打撃練習を全て回避。決して大きなケガではないが、プロ野球選手としての船出は順風満帆とはいかなそうだ。
キャンプイン2日前となったこの日、清宮に一つの方針が定められた。「大事を取ってという感じです。あまり無理をしたくないので」。痛めた右手親指の状態を考慮し、2月1日は一部別メニュースタートの可能性が高まった。打撃練習での負荷を抑え、慎重に復帰への道を歩む。
前日の合同自主トレ後、患部の状態を問われた清宮は若干の痛みが残っていることを明かしていた。トレーナーに現状を報告し、栗山監督とも相談の上で下された決断。ティー打撃を再開するまでにリハビリは進んでいたが、この日は全ての打撃練習を回避。心配が募る一方、指揮官は改めて軽症を強調した。
「朝いろいろ話したので。どこかおかしくてやるべきではない。万全の状態で練習に入ってほしい。今、何をやらなければいけないのかが大事だから。それが、みんなと一緒である必要はないです」
中田、西川らレギュラー陣がフリー打撃で汗を流している中、清宮は遊撃の守備に就いて打球を追った。終了後は、正しいフォームでの走り込みを反復。「がに股になってしまうので、なおしたいと思っていました。今はすごくいい期間ですし、こういう日を大事にしたいなと思います」。目の前の課題を一つずつ克服していけば、必ず前に進んでいける。
打撃に制限はかかるが、守備練習はキャンプ初日からフルで参加する予定だ。慎重に患部の回復具合を見極めながら、再びバットを握る時を待つ。「やっぱり、打ちたいですよ」。もどかしい気持ちをグッと胸にしまい込み、怪物は静かに牙を研ぐ。
