森昌子と円広志、35年ぶりにタッグ

デュエットした新曲「好きかもしれない~大阪物語~」の発売記念イベントを行った森昌子と円広志 © スポーツ報知/報知新聞社 デュエットした新曲「好きかもしれない~大阪物語~」の発売記念イベントを行った森昌子と円広志

 演歌歌手の森昌子(59)と、歌手でタレントの円広志(64)が25日、大阪・阿倍野区の商業施設「あべのキューズモール」で、24日に発売したデュエット曲「好きかもしれない~大阪物語~」の披露イベントを行った。

 森の代表曲「越冬つばめ」(1983年)を円が作曲して以来、親交を続けてきた2人が、35年ぶりにタッグを組み話題となった曲。小雪がちらつくなか、曲の最後で2人が抱き合う演出に、森の熱心なファンから「離れてー!」とにクレーム。「昌子ファンの皆さん、大変申し訳ありません」と円は苦笑いした。

 森は大阪に来るたびに、円がMCを務めるカンテレの人気情報番組「よーいドン!」(月~金曜・前9時50分、関西ローカル)にもたびたび出演。「私はずっと曲作ってほしいってお願いしていたのに、なかなか円さんが『うん』と言ってくれなくて」と言う森に、円が「よう言うわ。あんたが次から次に新曲、出したやないか」とつっこむなど息もピッタリだった。

 「越冬つばめ」のレコーディングでは、サビの「♪ヒュルリ~ヒュルリララ~」のキーを下げようと提案するスタッフに、説得役を押しつけられた円は「昌子さん、リラックスして歌ったら絶対にきれいに出ますから練習しましょう」と伝えたが、ギターを弾く円が緊張して手が震えてうまく弾けなかったといい、森から「リラックスしたらきれいに弾けるから」と返されたことや、音楽番組「夜のヒットスタジオ」に出演した際、ギター一本で伴奏した円がミスして森にきつくにらまれたことなど、名曲にまつわる秘話も飛び出した。「今にも人を殺しそうな目でした。あの目がいまだに年に3回くらい夢に出る」と円は笑わせた。

 イベントでは、新曲のほか、「越冬つばめ」や「せんせい」、「同級生」、「中学三年生」をメドレーで披露し、ファンを喜ばせた。

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