ユーゴ戦犯被告、法廷内で服毒自殺

 【パリ=三井美奈】旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)で29日、1990年代のユーゴ内戦で戦争犯罪に問われたクロアチア人勢力の元民兵組織幹部が、控訴審で禁錮20年の有罪判決が確定した後、廷内で服毒自殺した。

 死亡したのは、スロボダン・プラリャック被告(72)。内戦中、クロアチア人民兵によるイスラム教徒殺害を阻止せず、ほう助したとして「人道に対する罪」で起訴された。

 同法廷の発表によると、同被告は控訴審の判決後、小瓶の液体を飲み干した。ハーグ市内の病院に搬送され、死亡した。報道によると、自殺直前に「自分は戦争犯罪人ではない。あなた方の判決を断固拒否する」と述べたという。

 同被告は2013年に第一審で禁錮20年の判決を受け、控訴していた。毒物をどうやって持ち込んだのかは不明で、オランダ警察が捜査している。

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