ヘイトスピーチ規制で指針、全国初
© 毎日新聞 福田紀彦川崎市長
川崎市は9日、特定の人種や民族などへの憎悪をあおるヘイトスピーチの規制に絡み、公的施設を使う可否を判断するガイドラインを公表した。今年度中に施行する。公的施設でのヘイトスピーチに対する事前規制は全国初となる。
ガイドラインでは、公園など公的施設の利用申請に際して「不当な差別的言動の恐れが客観的事実に照らし具体的に認められる場合」に、申請者に警告や不許可などの措置を取れるとした。許可後に発覚すれば許可を取り消すことができる。不許可と許可取り消しに当たっては申請者側から意見聴取するほか、判断の公平性を担保するため弁護士らで構成する第三者機関を設けて事前に意見を聞く。
福田紀彦市長は「共生社会を目指す本市の姿勢とヘイトスピーチは相いれない」とコメントした。【太田圭介】
