ホワイトタイガー、専門学校「入学」
埼玉県宮代町の東武動物公園で生まれ育ったホワイトタイガーの2歳の兄弟2頭が22日、東京動物専門学校富里キャンパス(千葉県富里市)に引っ越す。同校では飼育員やアニマルトレーナーを目指す学生とともに過ごす。
旅立つのは、父ロッキー(9)と、母カーラ(12)の間に2015年1月に生まれた雄4頭のうち、スピカとアポロ。他の2頭は、リーフが16年に死んでおり、マリンも同年に姫路セントラルパーク(兵庫県姫路市)へ引っ越した。
スピカとアポロは、毎週土曜日に実施されてきた「おやつタイム」で、フェンス越しに差し出された馬肉を元気よく奪い合う姿が来園者に喜ばれていた。
同園で展示されるホワイトタイガーは、ロッキーとカーラのほか、13年に生まれた雄のスカイ(4)の計3頭となる。【木村健二】