パナ、AIで問い合わせ24時間対応へ

パナソニックが行ったAIを使ったチャットの実証実験の画面 © 読売新聞 パナソニックが行ったAIを使ったチャットの実証実験の画面

パナソニックは2018年度にも、家電の使い方などの問い合わせに、人工知能(AI)が答える24時間サービスを導入する。

文字で会話を交わす「チャット」の仕組みを活用し、問い合わせ内容を送るとAIから返信が届く。例えば「リモコンでテレビを操作できない」と入力すると、リモコンの設定状況を尋ねてきたり、操作方法を記したウェブサイトを紹介してくれたりと、人間のようにコミュニケーションが取れるプログラムを開発する。

パナソニックの電話窓口には年間約200万件の問い合わせがあり、オペレーターが応対しているが、深夜や早朝は受け付けていない。専用サイトに「よくある質問」への回答も載せているが、顧客の望む情報が専用サイトに掲載されていないことも多かった。

問い合わせの多くは製品の機能などに関する比較的単純な内容で、AIで十分対応できるとみている。

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