東芝、日米韓連合に米アップル参加か
[東京 30日 ロイター] - 東芝(6502.T)の半導体メモリー事業の売却で、優先交渉先に選ばれていた「日米韓連合」に米アップル(AAPL.O)を加えた、新たな買収計画が提案されていることがわかった。複数の関係筋が30日、明らかにした。
米系ファンドのべイン・キャピタルと韓国半導体大手SKハイニックス(000660.KS)が1兆1000億円、アップルが最大4000億円の資金を拠出し、銀行の融資を加えて2兆円を超える規模の買収資金を確保する。
東芝と米ウエスタンデジタル(WDC.O)の係争が解決した場合は、べイン、SKハイニックスと企業連合を形成した産業革新機構と日本政策投資銀行が、今回の新たな買収スキームに加わるという。
(浜田健太郎 布施太郎 編集:田巻一彦)