酒井くにおが休養「歩きにくい」症状
© 日刊スポーツ新聞社 酒井くにお(右)とおる(2008年1月26日撮影)
上方のベテラン漫才師、酒井くにお(69)が第5腰椎圧迫骨折後遅発性神経障害のため、休養することが28日、分かった。所属事務所が発表した。
同事務所によると、くにおは腰痛や「歩きにくい」などの症状を訴え、今月15日に大阪市内の病院へ検査入院。その結果、そのまま入院となり、29日に手術を受けることが決まった。術後、順調に回復すれば「1カ月ほどで退院できる予定」(事務所)といい、現状では、1カ月半ほど休養する予定。
この日、事務所を通じ、くにおは「47年の疲れが少し腰に出てしまったのだと思います。皆さまにまた、酒井くにお・とおるの漫才を楽しんでいただけるよう、しっかりと治療して参ります」とコメント。
相方の酒井とおる(66)は「このたびは、兄の入院により、たくさんの皆さまにご迷惑をおかけすることになり、心よりおわび申し上げます」と、くにおの休演を謝罪。「ここ2~3年、舞台に出てくるスピードが遅くなったと思ったら、腰が悪くなっていたようです。(舞台の出や降りで)兄を1人にしたことを申し訳なく思っています。これからは兄のスピードに合わせて舞台に出ます」と、漫才復活を約束した。
くにおは「酒井くにお・とおる」コンビで、上方漫才最高峰の「上方漫才大賞」も受賞するなど、長く、上方漫才で活躍している。
もともとコント出身で、上方のしゃべくりとは一線を画した芸風だったことや、岩手出身で関西弁がなじまなかったことなどから苦労したが、それを逆手にとって自虐的ボヤキ漫才を確立。「ここで笑わないと、もう笑うとこ、ないよ」「ウチらの漫才、2つか3つしか笑うトコないから」の決めゼリフを持つ。
また、くにおは、女装コント時代に身に付いた“オネエ風しゃべり”の強烈な個性を持ち、唯一無二の芸風を築き上げてきた。
老若男女に愛される芸風でもあり、事務所関係者は「9月は敬老シーズンだけに、舞台もテレビもお仕事をいただいており、とおる1人で伺うのか、代演を立てるのか、それぞれ、これから協議して決めます」と話している。
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