バフェット氏、トランプ批判封印=「大事なのは国の前進」

 【ニューヨーク時事】米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は30日、米CNBCテレビの番組に出演し、政治的混乱を招いているトランプ米大統領を批判しない理由について「大事なことは、政府の立場からも民間の立場からも国家を最大限に前進させるための努力をすることだ」と説明した。

 白人至上主義を擁護したと受け取れるトランプ大統領の発言をめぐり、反発した大企業トップが相次いで助言役を辞任し、諮問会議は解散に追い込まれた。これに対し、バフェット氏は「どんな大統領も」批判しない姿勢を強調。同氏は2016年の大統領選では民主党のヒラリー・クリントン氏を支持した。 

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