IS宣伝投稿75%減、幹部殺害が影響
【ワシントン時事】イラクとシリアで過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を主導する有志連合のディロン報道官は27日、バグダッドからビデオ回線を通じて会見し、インターネット交流サイト(SNS)を使ったISの宣伝活動が昨年と比べて7割以上減少したと明らかにした。
宣伝活動を担当していた幹部の多くが有志連合の空爆で殺害されたことが主な原因とみられる。SNSを通じて全世界の若者を過激思想に感化し、テロ活動へと駆り立てていたIS特有の戦略が崩れつつあることが明らかになった。
ディロン報道官によると、4月にはツイッターなどのSNSで、ISの活動を宣伝する投稿数が2016年の月平均と比べて75%減少し、過去6カ月間で最低を記録。ISを批判する内容の投稿数がIS擁護の投稿数を上回った。
有志連合は7月初旬、イラク北部モスル近郊で、宣伝や勧誘活動を担当していたアブ・スレイマン・アルイラキ幹部を殺害。この他にも、メディアや宣伝活動を担当していた幹部を3月下旬以降5人殺害した。報道官は「これらの幹部を排除したことで、ISの宣伝活動は大きな打撃を受けた」と語った。
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